“燻製牡蠣オイル漬け”作ってみた!!第四弾”燻製牡蠣のペペロンチーノ”!!『いぶり暮らし』大島千春
よりちゃんの”燻製牡蠣のペペロンチーノ”!!
『いぶり暮らし』第16話「日に日に染み込む牡蠣の燻製オイル漬け」から”燻製牡蠣のペペロンチーノ”を再現してみました。
ようやっと巡の夜勤期間も終了し最終日。”燻製牡蠣のオイル漬け”期間も同じくして終了します。”燻製牡蠣料理”の最後を飾るのはやはり頼子の手料理。最後のアレンジメニューは”燻製牡蠣のペペロンチーノ”です。
作中では燻製牡蠣は漬け始めて5日目です。ここまできたら牡蠣の濃厚さとオイルの旨味も相当なもの。これまでトースト、野菜炒め、チャーハンときて4品目のアレンジ料理はこのオイルをこれでもかと堪能できる一品。
ペペロンチーノはシンプルなパスタですが、オイルの旨味を最大限に味わえ、かつ燻製牡蠣がしっかりした存在感を放つので十分な食いでがあります。
それにしても巡の夜勤最終日との連絡を受けて、彼の帰りに合わせて眠らず料理を作って待っていた頼子。相変わらず、よりちゃんええ女や。というか、明るいリビングと頼子が作ってくれる夕食の香りに巡が”この感じ久々だ…”としみじみしていましたが、結局巡の夜勤期間は4日間(月~木)だけ…のはず。意外と短かったよね(笑)
巡の夜勤期間の食生活の支えとして”燻製牡蠣のオイル漬け”を作ってあげた頼子でしたが、巡にとって”燻製牡蠣”は毎日の楽しみ、日々の心の支えにもなっていったようです。良いことではあるものの、最後に”巡の支えは私ではなく牡蠣なのか”と一人ため息をつくよりちゃんがツボりました(笑)
“燻製牡蠣のペペロンチーノ”を作ってみよう!!
燻製牡蠣のオイル漬けのペペロンチーノ
Ingredients
- 燻製牡蠣のオイル漬け
- スパゲッティ
- パセリ
Instructions
- ここまでくると牡蠣の個数も減り、冷蔵庫に保存しておくと燻製牡蠣を漬け込んだオリーブオイルがすっかり固まります。オイルが固まっているのを利用して、オイルの下に閉じ込められている牡蠣のエキスのみを取り出します。水分が多ければフライパンで加熱し、水分を飛ばして濃縮させます。
- パスタ(今回はスパゲッティ)をお鍋で茹でているうちに、フライパンに燻製牡蠣のオイル漬けに使ったにんにく、鷹の爪、オイルを入れて熱し、香りを出します。
- 香り出しができれば、オイルの底に溜まった牡蠣のエキスを加えます。
- パスタの茹で汁を加え、手早く攪拌することでしっかりと乳化をさせます。とろっとして白っぽくなれば良いです。
- 茹で上がったパスタを加えてオイルと和えます。全体に絡むようにパスタと乳化したオイルをしっかりと合わせます。
- 最後に燻製牡蠣を加えてさっと炒め合わせます。すでに牡蠣には火が通っているので、温める程度で十分です。お皿に盛って、パセリをふりかければ完成。
“燻製牡蠣のペペロンチーノ”を作った感想
これはすごい。何がすごいかって、燻製牡蠣ですよ。結局1週間近く漬け込んだわけですが、初日と比べても味も香りもものすごく凝縮されています。とにかく濃いいのです。
一口食べた途端に薫香が口中に広がります。時間を置いておくだけでここまで違うのか…。もはや別物ですよ。
使った燻製チップのせいか多少酸味が強くなっていましたが、全体的に見て燻製牡蠣のオイル漬け、実に素晴らしいものでした。しかも、驚くべきことに漬け込みに使ったオイルにもしっかりと薫香および旨味が移っていて、こちらも非常に”濃いい”のです。
ペペロンチーノ。正式名称”アーリオ=オーリオ=ペペロンチーノ(ニンニク=オイル=トウガラシの意味)”。オイルの旨さを堪能するのにこれ以上のパスタはありませんね。
満足、満足。また作ろっと。