オリオリスープ

"獅子頭鍋"作ってみた!!『オリオリスープ』第64話「2月下旬 白菜」より。。

“蛸入り鶏団子とカリフラワーの鍋”作ってみた!!『オリオリスープ』綿貫芳子

“弥燕さんの獅子頭鍋”!!

季節毎の旬の食材を使ったスープの描かれる『オリオリスープ』。今回は第64話「2月下旬 白菜」より”獅子頭鍋”を再現してみました。

今回のエピソードでは、片桐先生がコンペの後に脳出血で倒れたことがトロポポーズに知らされます。先生の病状は安定し、命に別状がないことはわかったものの、先生が戻ってくるまでの苦境を思って事務所には暗い空気が立ち込めます。

そんな空気を打破すべく、織ヱさんが弥燕さんと協力して作ったのがこの”獅子頭鍋”です。”獅子頭鍋”は台湾の家庭料理とのことで、レシピは弥燕さんが担当。息ぴったりで料理を仕上げた二人には、実はこの後 予想だにしない大きな出来事がもたらされます。

それは、コミックスを読んでいただくとして、ここでは”獅子頭鍋”についてみていきましょう。

先生のような”獅子頭鍋”の肉団子

“獅子頭鍋”の最大の特徴はとても大きな肉団子が入っていることです。織ヱさんは”どっしりしていて大きくて”シシの頭”みたいなんてなんだか先生みたいでしょ?”なんて言っています。そして意外にも弥燕さんも同じ感想を抱いていたみたいですね。

と、本筋に戻りますと、この肉団子にはレンコンが入っており食感が楽しく、さらにつなぎとしてパン粉を使っているためふっくらしています。

そしてもう一つの特徴は肉団子の下に敷き詰めた白菜です。これが肉汁をたっぷり吸ってトロトロに煮上がります。味付けは、酒、醤油、塩、ごま油でシンプルに仕上げます。

“弥燕さんの獅子頭鍋”の再現レシピ!!

弥燕さんの獅子頭鍋

白菜をたっぷりと敷き詰め、レンコンが入った大きな肉団子を豪快にのせた鍋料理。先生が倒れたと聞いて悲壮感の漂う事務所の空気をなんとかしようと織ヱさんが弥燕さんに教わりながら作った台湾の家庭料理。春雨を加えても美味しい。
『オリオリスープ』第64話「2月下旬 白菜」より。。
Prep Time 20 minutes
Cook Time 30 minutes
Course Main Course
Cuisine Taiwanese
Servings 3 people

Ingredients
  

  • 白菜
  • 豚ひき肉
  • レンコン
  • 椎茸
  • パン粉
  • 生姜
  • 醤油
  • ごま油
  • 胡椒
  • 春雨

Instructions
 

下準備

  • レンコンは皮を剥き、みじん切りにしてから酢水にさらす。椎茸も同様にみじん切りにする。
  • 白菜は水洗いしてから、芯を細かく葉をざく切りにして食べやすい大きさにする。
  • レンコンの水気を切って、豚肉、みじん切りにした椎茸、さらにパン粉、生姜、酒、醤油、ごま油、胡椒とともにボウルで粘り気が出るまでしっかりと混ぜる。
  • 練った肉ダネは大きめに丸める。

本調理

  • フライパンに油を熱し、丸めた肉団子を表面がこんがりと焦げるまでしっかりと焼く。
  • 白菜を敷き詰めた鍋の真ん中に肉団子をおく。
  • 水、酒、醤油、塩、ごま油を加えて、沸騰させたら弱火にして約20分煮込む。
  • 仕上げに春雨を加え、3~4分煮込めば出来上がり。
Keyword オリオリスープ, 鍋料理

“弥燕さんの獅子頭鍋”を作った感想!!

今回は『オリオリスープ』より”弥燕さんの獅子頭鍋”を再現してみました。

大きな肉団子がインパクトありますね。そして、作中でも書いてあった通りにレンコンの食感と肉団子のふっくらした食感がとても良いです。

ごま油も良い仕事をしていて、和風の鍋とはまた一味違った美味しさがあります。使用する食材自体は肉団子と白菜だけ(あとオプションで春雨)というシンプルなものですが、なかなか複雑な風味。クタクタに煮込まれた白菜に肉の旨みが染み込んでこれがまた美味しい。

かなり満足感のある一品でした。ごちそうさま。


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