オリオリスープ

"タコ入り鶏団子とカリフラワーの鍋"作ってみた!!『オリオリスープ』第22話「11月下旬 カリフラワー」より。。

“タコ入り鶏団子とカリフラワーの鍋”作ってみた!!『オリオリスープ』綿貫芳子

“タコ入り鶏団子とカリフラワーの鍋”!!『オリオリスープ』第22話「11月下旬 カリフラワー」より

『オリオリスープ』第22話「11月下旬 カリフラワー」より、以前から気になっていた”蛸入り鶏団子とカリフラワーの鍋”を作ってみました。

この漫画『オリオリスープ』自体は今年の夏頃に知ったのですが、題名の通り四季”オリオリ(折々)”の旬の食材を使ったスープ、鍋料理が描かれている作品です。おいしそうな料理ばっかり。

ただ、四季折々の食材を使うことを題材にされているので、登場する料理を美味しく食べるにはその使われている食材の旬の季節になるまで待たなくてはならないのですよね。ようやくカリフラワーも出回り、冬も深まって鍋にも良い季節になったので満を持して作ってみた次第です。

単なる鶏団子ではなく、中にタコを入れるあたり綿貫先生さすがです。わかってらっしゃる(笑)

ちなみに作中では、主人公織ヱの妹”つゆり”が突然転がり込んできたことで急遽この”タコ入り鶏団子とカリフラワーの鍋”を作る流れとなります。

つゆりは現在海外の大学院で生命科学の研究をしているのだそうで、今回突然何の連絡もなく織ヱの家に押しかけてきたわけです。理由は単純、帰国早々母親と喧嘩したのだそうです(笑)。

ちなみに、この甘えん坊の割に時折感の鋭い妹との会話の中で、織ヱと織ヱの亡き祖父との間にある”何か”を匂わせる物語全体から見ても、このエピソードは重要な意味合いを持つお話です。

『ニセモノと言えばコレ!ブロッコリーのニセモノ!』

さて、話は戻って”タコ入り鶏団子とカリフラワーの鍋”作り。

織ヱはつゆりを伴って夕食の買い出しに出かけます。当初は何を作ろうかと悩んでいた織ヱでしたが、旬のタコとカリフラワーを使って”タコ入り鶏団子とカリフラワーの鍋”を作ることになります。

きっかけとなったのはつゆりの発言“ニセモノと言えばコレ!カリフラワー ブロッコリーのニセモノ! “

この一言で織ヱの料理魂に火が付き、つゆりにカリフラワーの魅力を伝えるべく”蛸入り鶏団子とカリフラワーの鍋”をこしらえることとなったわけです。

綿貫先生曰くこの鍋お汁は翌日の朝に炊いたご飯とコンソメを加え、チーズ乗せてトースターで焼くと美味しいのだとか。せっかくなので、今回は”蛸入り鶏団子とカリフラワーの鍋”だけでなく、そのリメイクレシピ(?)まで再現してみました。

それでは”蛸入り鶏団子とカリフラワーの鍋”の再現レシピです!!

“蛸入り鶏団子とカリフラワーの鍋”の再現レシピ!!

蛸入り鶏団子とカリフラワーの鍋

カリフラワーを"ブロッコリーのニセモノ"という妹 つぐみにカリフラワーの魅了くを証明すべく織ヱさんが作った一品。カリフラワーのホロっと解ける食感がたまらない。鶏団子に入れたタコの旨味も絶品なお鍋。
『オリオリスープ』22話「11月下旬 カリフラワー」より
Prep Time 20 minutes
Cook Time 30 minutes
Course Main Course
Cuisine manga
Servings 2 people

Ingredients
  

  • 鶏胸ミンチ
  • タコ
  • カリフラワー
  • 豆苗
  • 白ネギ
  • 椎茸
  • しめじ
  • 春雨
  • ねぎ
  • パン粉
  • 鶏がらスープ

翌日の楽しみ

  • 白ごはん
  • コンソメ
  • チーズ

Instructions
 

下準備

  • まずは鶏胸肉のミンチに塩こしょうをふりかけて下味をつけ、手早く粘り気が出るまでしっかりと揉み込む。
  • 十分に粘り気が出るまで揉み込んだら、輪切りにしたネギとパン粉を加える。料理酒を少しずつ加えながらさらに揉み込む。
  • タコは一口大に切っておく。あんまり大きすぎると団子状にしづらいが、せっかくなのでしっかりタコの味がわかるような大きさにはしたいところ。
    *"鶏団子"とはいえ、やはりタコには存在感を求めます。たこ焼きなどでもタコが入っているかどうかわからないようなものはなんだか残念感があります。
  • 丁度良い大きさに切ったタコを、一つ一つ先ほど練った鶏ミンチで包んでいく。
  • カリフラワーは適当な大きさに切っておく。

本調理

  • 鍋にたっぷりの水を注ぎ、鶏がらスープの素を加える。鍋を火にかけて、スープを煮立たせておく。
  • 一旦スープが沸騰したら火を少し弱めて、先ほど作ったタコ入り鶏団子を加える。あまり激しく沸騰している状態では、鶏団子が崩れたりお汁が濁ったりしてしまう可能性があるので注意。アクが出てきたら、逐一おたまですくって除く。
  • カリフラワーを加え、さらに出汁が出るきのこ類 シイタケ、しめじと春雨を入れる。
  • カリフラワーが軽く湯だてば、ネギと豆苗を加える。具材をすべて加えたら、一度土鍋の蓋をして数分蒸し煮にする。
  • 長く蒸し煮にすると豆苗の色が悪くなるので5分くらい蒸し煮にしたら食卓へ。

翌日のお楽しみ "洋風おじや"

  • 鍋を火にかけ、残ったお汁にコンソメキューブを加えて温める。
    *今回はお汁だけでなく鶏団子も残しておいて使っています。さらに荒く刻んだカリフラワーの葉の部分としめじも加えてみました。
  • 耐熱皿に白ご飯を盛り付け、中心に明太子を乗せる。
  • スープと具材を注ぎ、溶けるチーズを散らす。
  • トースターで15分ほど焼けば出来上がり。
Keyword オリオリスープ, 鍋料理

“タコ入り鶏団子とカリフラワーの鍋”を作った感想

めちゃめちゃ美味しいですよ、これは。つゆりの言葉を借りれば『おみそれしました』ですね。

今回は自家製ポン酢につけていただきました。

鶏団子はふわふわして、カリフラワーはホロホロッとして鍋の旨味がたっぷりとしみ込んでいます。ふわふわホクホク、体が温まります。

カリフラワーってやはり美味しいですよね。今回のお鍋では食材の旨味がたっぷり詰まったお汁をたっぷりと吸って最高の仕上がりに!!鶏団子もふわふわした食感とタコのしっかりとした旨味が素晴らしい。

リメイクの”洋風焼きおじや”もチーズのまろやかさが絶妙にマッチして非常によろしいですね。満足、満足、ごちそうさまでした。


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