不屈！”にんにくネギ味噌さけ雑炊”！！
今回再現した料理は『山と食欲と私』第5話「不屈のにんにくネギ味噌さけ雑炊」より”即席ネギ味噌さけ雑炊”です。料理名そのままですが、鮎美が行動食用に持参していた”鮭おにぎり”と自家製の”にんにくネギ味噌”をクッカーで合わせて作った即席のお雑炊になります。
今回のエピソードでは主人公 日々野鮎美は山頂までの道の途中で登山道を見失ってしまうという少々シリアスな展開が描かれます。あわや遭難となるかと思われた鮎美でしたが、そんな時に、自分を奮い立たせるために作ったのが手持ちの食材で作ったこの“秋鮭と不意に出会ったにんにくネギ味噌の驚きあふれる香りが不屈の闘志を揺さぶり起こす 即席さけ雑炊”でした。
ちなみに、迷った上にお箸も忘れ散々な鮎美は、お箸代わりに落ちていた木の枝を洗って使用しています。
雑炊を食べて落ち着きと元気を取り戻した鮎美は、最終的には無事下山することができましたが、一歩間違えれば危なかったという漠然とした恐怖感は少しの間だけ(次の話まで)鮎美の心の中に残ります。詳しくは『山と食欲と私』第1巻をご参照のほど…。
では再現していきます。
“即席にんにくネギ味噌さけ雑炊”の再現レシピ！！
秋鮭と不意に出会ったにんにくネギ味噌の驚きあふれる香りが不屈の闘志を揺さぶり起こす 即席さけ雑炊
Ingredients
鮭のおにぎり
- 1 切 鮭(切り身)
- 100 g 白ごはん 好みで量を調節
- 適量 塩
ネギ味噌
- 2 大さじ 味噌
- 1 大さじ 小ネギ
- 2 欠片 ニンニク
- 1 大さじ 出汁
- 1/2 大さじ みりん
Instructions
下準備 1 : 鮭おにぎり作り
- 鮭にはしっかりめに塩をふり、ふっくらと焼き上げる。
- 炊き上げた白ごはんはしゃもじできちんとほぐし、熱々のうちにおにぎり作りに入る。
- ラップを広げて塩ふたつまみほどを散らしておき、白ごはんを作る予定のおにぎりより一回りほど大きい三角形状に広げる。
- 鮭の身をほぐして白ごはんの中央に乗せ、それを覆い隠すように薄めに米を被せる。
- 鮭が白ごはんからはみ出ないように注意しながらギュッと握る。綺麗な三角形に仕上げる。
下準備 2 : にんにくネギニンニクねぎ味噌作り
- ねぎは0.5cmほどの小口切りに、ニンニクは薄くスライスする。
- 味噌をすり鉢に入れて少しずつ味醂と出汁を加えながらすりこぎで摺る。
- フライパンに油を少量敷き、ニンニクを焦がさないように焼き色がつくまでじっくり炒める。
- さらにネギを加えてさっとだけ火を通したら、先ほど摺った味噌を加え弱火でじっくりと練る。
本調理
- クッカーに鮭おにぎりを入れ、ひたひたになる程度に水を注ぐ。
- 火にかけながらネギ味噌を加えてお箸を使っておにぎりを崩していく。
- 沸騰しないように火加減を気をつけてクッカーの蓋をして5分ほど。
- 蓋を開ければ出来上がり。
“即席にんにくネギ味噌さけ雑炊”を作った感想
さて、”即席にんにくネギ味噌さけ雑炊”を作ってみました。出来上がりがこちらです。
おにぎりをお雑炊に、というのはなかなか面白いアイデアですね。組み合わせとしては塩ジャケと味噌は鉄板ですね。鮭の脂がじんわり広がり、それがお米と絡んで美味しいです。
鮭の塩はしっかり目に振っておくのがおすすめです。
