夜食に食べたい”餃子の皮ワンタンと鶏団子の味噌汁”
『味噌汁でカンパイ！』より、再現第5弾は、夜食に最適な”餃子の皮ワンタンと鶏団子の味噌汁”です。2人で受験勉強を頑張る善と八重。74杯目 : 眠れぬ夜の君に では9月に入り善の苦手なキンモクセイの匂いが香ってきます。
いまだにキンモクセイの匂いがすると眠れない善に、八重は眠れないなら眠たくなるまで起きていようよ、と一緒にリビングで受験勉強をすることを提案します。そして、夜更かしをするなら必須になるのがお夜食です。
しばらく起きているなら少ししっかり目に食べたいよね、と舌なめずりする八重が善の家の冷蔵庫で見つけたのは”餃子の皮”。どうやら善の父親が肉巻き小ネギやチーズなどを巻いて焼くなどして、最近ハマっているのだとか。
そんな善の父親の餃子の皮アレンジにインスパイアされた八重が作ったのは、餃子の皮をワンタンの代わりに使ってアレンジしたお味噌汁。こんなお夜食なら受験勉強もさぞや捗ることでしょう。
それでは、作り方をまとめていきましょう。
“餃子の皮ワンタンと鶏団子の味噌汁”の作り方
餃子の皮を使いますが、実は今回は包むことはしません。餃子のタネは肉団子に、餃子の皮はそのまま入れます。ただ、そのままとは言っても本当にそのまま入れてはもっちゃりとしてしまうそうで、今回は短冊切りにしてつるん!と食べやすく。
僕の生活圏では餃子の皮が手に入らないので、本記事では 手作りの餃子の皮を使用していますが、市販の餃子の皮で問題なく作れます。
肉ダネは鶏肉を使って、さっぱりと。おすすめは鶏もも肉で、その他の材料は生卵、生姜、小ネギ、片栗粉、調味料には醤油、料理酒、塩を使うとのこと。ポイントは粘り気が出るくらいまでしっかりと混ること。柔らかめのタネなのでスプーンで掬って熱々の出汁に落として、火を通していきます。
小ネギに関しては作中でも言及されていますが、確かにたくさん入れたほうが良いです。良いアクセントにもなりますしね。
では、再現レシピの前にまずは完成写真をば…
“餃子の皮ワンタンと鶏団子の味噌汁”を作った感想
こちらが、”餃子の皮ワンタンと鶏団子の味噌汁”の完成写真です。思っていた以上にネギがお肉に紛れてしまって目立ちませんが、なかなか良い雰囲気ではないかな…と。
ちなみに、僕は一人暮らしですが、今回は作中の雰囲気を重視して2人前です。よそっていて少し寂しかったのはここだけの話。今回は自家製の餃子の皮(既製品に比べるとどうしても分厚くなる)を使ったこともあるかもしれませんが、思った以上にお腹に溜まる夜食としてちょうどいいボリュームのお味噌汁に仕上がりました。
モチモチの餃子の皮は、短冊切りにしたこともあり、なんとなくおうどんのような感じに…。あと、個人的にはネギと生姜の薬味2品はもっとたっぷり入れてもよかったなぁ、と。
それでは”餃子の皮ワンタンと鶏団子の味噌汁”の再現レシピです。
“餃子の皮ワンタンと鶏団子の味噌汁”の再現レシピ
餃子の皮ワンタンと鶏団子の味噌汁
Ingredients
- 400 ml 一番出汁
- 1 大さじ 味噌
- 3~4 枚 餃子の皮
餃子のタネ
- 200 g 鶏挽き肉 鶏もも肉
- 好きなだけ 小ネギ
- 3 小さじ 生姜
- 1 個 卵
- 1 大さじ 片栗粉
- 1/2 小さじ 醤油
- 1 つまみ 塩
- 1 大さじ 酒
Instructions
下準備
- 生姜はみじん切り、小ネギは細かい輪切りにしておく。
- ボウルなどに、鶏ひき肉以下 材料の全てを合わせ、粘りが出るまでしっかりともみ込む。そのまま冷蔵庫で30分ほど寝かせておく。
- 餃子の皮は3~4枚を短冊切りにしておく。
本調理
- 鍋に一番出汁を煮立たせ、肉タネをスプーンで丸めて投入していく。
- 肉団子に火が通って水面に浮いてきたら、短冊に切った餃子の皮を一枚ずつくっつかないように気をつけて加える。
- 味噌はすりこぎでしっかりと摺っておく。十分に摺れれば出汁で伸ばしておく。
- 餃子の皮がつるんつるんに火が通ったら、鍋を火からおろし、味噌を濾しながら溶き加える。
