“卵焼き卵サンド”作ってみた!!『ホクサイと飯さえあれば』鈴木小波
ブン、京都遠征!京都の卵サンドは卵焼き!!
今回の再現マンガ飯はまたまた『ホクサイと飯さえあれば』からの一品。”卵焼き卵サンド”です。最近『ホクサイと飯さえあれば』がマイブームなのです。
よければ過去の『ホクサイと飯さえあれば』の料理再現記事もどうぞ。
さて、作中ではブンが京都遠征中ですね。しかも、この京都遠征の最中に前作『ホクサイと飯』にて森生担当と並ぶ重要人物だった”あの人”が登場します(誰なのかは後述)。
さておき、今回作る卵サンド。”卵焼き卵サンド”の名前通り、トーストに卵焼きをまるまま挟みます!!
そうなんです。京都って、このタイプの卵サンドが結構ポピュラーなんですよね。僕自身高校まで東京で大学から京都に住み始めたので、数年前まさにブンちゃんと同様の驚きを体験しました。
僕の場合は、2年ほどバイトしていたコーヒー屋の賄いで初めてこの卵焼き卵サンドを食べました。卵をダイレクトに味わう感じでなかなか良いのですよ。京都の喫茶店ではゆで卵を刻んだ(?)タイプのものよりも、こちらのタイプのものの方が一般的な気がします。
ちなみに他にも、カツサンドといえばトンカツではなくビーフカツのことだったり(SIZUYAのビーフカツサンドが有名)します。地域によって様々ですね。
~閑話休題~
さて、ブンちゃんは、京都でも相変わらずです。食材を買い込みすぎて袋が破れてしまいます。その場に行き合わせた親切な(?)地元女性(絶賛就活失敗中)がブンを助けてくれます。が、自由すぎるブンの行動を見て、就活の憂さ晴らしもあってかちょっと困らせてやろうとこの地元女性が言ったセリフが…
“助ける代わりに 卵サンドを 私にも食わせろ”
あれ?このセリフ回しどっかできいたことある??というか、あれこの明るい髪色と不敵な表情…。前作『ホクサイと飯』からの読者なら初見でわかりますね。”あの人”や、”あの人”!
ブンを困らせようとした発言だったわけですが、当然ながら食が絡んだ際に我らがブンちゃんが思惑通りに動くわけがありません。どういう展開になったのかは本編をどうぞ。
では、卵焼き卵サンド作っていきましょう。
“卵焼き玉子サンド”を作ってみよう!!
卵焼き卵サンド
Ingredients
- 3 個 卵
- 適量 コンソメ顆粒
- 2 枚 食パン
- 2 枚 スライスチーズ
Instructions
- 卵3個をボウルに割り入れしっかりと撹拌します。卵をたっぷりと使うのは卵焼き卵サンドのかなり大切な要素です。関東風のようにマヨネーズであえたりするわけではないので、卵焼きにはそれなりのボリュームが欲しいところですから。作中レシピには卵3個と書かれています。やはりこれくらいは使いたいところです。個人的には味付けは塩だけでも良いと思いますが、今回は作中レシピ通り顆粒コンソメを入れます。
- 卵を焼く前にサンドイッチに使う食パン2枚ともにチーズをのせてトーストします。卵の焼き上がりに合わせてチーズが少しとろける程度に焼き上がるように調整しましょう。トースターで1分~1分30秒くらいでいけるかな。この少しとけたチーズが卵焼きがすっぽ抜けるのを防ぐストッパーの役割を果たします。ブンちゃんナイスアイディア。
- フライパンに卵を流し入れます。そのままにしておくと卵に気泡が入ってしまうので、お箸などでざっくりと混ぜて気泡を潰します。
- 卵に火が通ってきたら、食パンの大きさに合わせて卵焼きを正方形にたたんでいきます。畳みこんだらフライ返しでひっくり返して裏側も焼きましょう。
- 先ほどトーストしておいた食パンをチーズの面を上に向けておき、焼きあがった卵焼きをのせます。今回は耳も一緒に食べるので、そのサイズに合わせています。
- もう一枚の食パンをチーズが内側になるようにのせて…あとはざっくりと4等分すれば完成です!! さあ、出来栄えは
“卵焼き卵サンド”を作った感想&ちょっとだけネタバレ
今回の再現マンガ飯は『ホクサイと飯さえあれば』三十八食目より”卵焼き卵サンド”を作りました。出来上がりがこちら!!
上でも書きましたが、僕のアルバイトしていた京都のコーヒー屋のメニューにもこのタイプの卵サンドがあったんですが、作中でも言われているように卵焼きがすっぽ抜けちゃうんですよ。
このチーズを使うというアイデア、めっちゃ良いじゃないですか。チーズは卵とも合うし、溶かすことでパンとも卵焼きともしっかりとくっつくし…。具材が抜けてしまうことは卵焼き卵サンドに限らず、サンドイッチ全般に関わる重要問題ですからね。みなさん色々とアイデアを絞り出して作っているわけです。
それにしても、久々に卵焼き卵サンド作りましたけど、やはり良いですね。個人的には卵焼きサンドにタバスコをかけて食べるのが好きです。
さて、ところで今話で登場した絶賛就活中の京都娘の正体は、もう皆さんわかってますよね。そうです”末吉乙女”嬢です。
正直、乙女さんかなり好きなキャラなんですよ。
なので乙女さん出てきたのは嬉しかったのですが、この展開だと『ホクサイと飯』でブンが乙女さんの家の庭に柿を取りに入る時までもう乙女さん出てこないですよね。うーん複雑な気持ちだなぁ。。
今後の乙女さんの登場に期待したいところですが…どうなんやろ。やっぱりないかなぁ…。そのあたりの考察は本ブログの趣旨から外れるのでここではやめておきましょう。