“ボッチ山で食べるスープパスタ”『ゆるキャン△』より
今回再現した『ゆるキャン△』キャンプ飯は、第2巻 第7話「温泉とボッチと山ごはん」で志摩リンが挑戦した”コッヘル一つでできるスープパスタ”です。別名”ボッチ山で食べるスープパスタ”。
実は このキャンプごはん、志摩リンが作る初めてのまともなキャンプごはんなのでした。キャンプごはんに情熱を燃やすなでしこの影響で徐々にではあるものの孤高のソロキャンガール志摩リンのソロキャンにも変化が現れ始めます。
とはいえ、キャンプごはん 初心者にはいきなり切ったり焼いたり炊いたりなどという高難度のアウトドア料理は難しいもの。そんなわけで、志摩リンが一品目に選んだのは手堅くコッヘルひとつでできるパスタでした。
志摩リンがキャンプごはんデビュー!”ボッチ山で食べるスープパスタ”とは!?
そうは言うものの 実はこのパスタ 意外と手が込んだもので、むしろあとのエピソードで志摩リンが作るトマトパスタよりも材料も手順も多かったりします。
記念すべき志摩リンの初ソロキャンご飯であるこの”ボッチ山で食べるスープパスタ”はどんな料理かと言いますと、牛乳ベースのクリームスープスパゲティになります。
使用する材料は味のベースになるベーコン、玉ねぎに加え、野菜を何種類か。キャンプ飯として実際に持っていく場合は、家であらかじめ切って持っていきます(*今回、我が家ではベランダを使って調理を行なっています)。ちなみに、夏は腐りやすいのでやめましょうとのことです。
そして、最後に牛乳とスライスチーズを入れて仕上げれば完成です。手順もシンプルですし、コッヘルひとつでできるというお手軽感もポイントが高いですね。
それでは”ボッチ山で食べるスープパスタ”を再現していきましょう。
“ボッチ山で食べるスープパスタ”の再現レシピ!!
ボッチ山で食べるスープパスタ
Equipment
- 1 コッヘル
Ingredients
- 100 g スパゲッティ(1.7mm)
- 1/2 個 玉ねぎ
- 2 枚 ベーコン
- 2 本 アスパラガス
- 適量 きのこ
- 150 cc 水
- 1 個 固形コンソメ
- 2 枚 スライスチーズ
- 200 cc 牛乳
- 適量 パセリ
- 少々 黒胡椒
Instructions
下準備 (室内)
- 玉ねぎは薄切りにする。コッヘルで調理することを考えて、火が通りやすいようなるべく薄くする。
- ニンニクはみじん切りにしておく。
- ベーコンは5mm幅ほどに切っておく。*今回は薄切りベーコンを使いましたが、ブロックベーコンを使っても肉感が増して良いでしょう。
- アスパラガスは2.5cmほどに切っておく。きのこも同じくらいの大きさに裂いておく。
本調理 (屋外)
- コッヘルを火にかけ、オリーブオイルを敷いてニンニクを炒めて香り出しする。
- 玉ねぎとベーコンを加えて炒める。玉ねぎが透明になり、ベーコンがカリカリになれば良い。
- アスパラガス、きのこを加えてさらにさっと炒める。*アスパラガスはこの段階で入れると色が少し悪くなるので、あとで牛乳を注いぐ段階で入れるようにしても良いです。
- パスタはそのままでは入らないので、半分に折って入れる。*折るときは捻るようにしておると綺麗に折れます。
- パスタがある程度水気を吸ってきたらチーズを加える。
- さらに牛乳を注ぎ、とろみがつくまでさらに少し煮詰める。
- パスタに絡めるように、全体にしっかりと混ぜ合わせる。
- 最後に黒胡椒とパセリを散らせば出来上がり!!
“ボッチ山で食べるスープパスタ”を作った感想
さて、『ゆるキャン△』第7話「温泉とボッチと山ごはん」より”ボッチ山で食べるスープパスタ”を作ってみました。出来上がりがこちら。
具材たっぷりということもあり、なかなか食べ応えがありましたね。味もなかなか美味しい。もちろん前もっての食材の下準備はありますが、これがコッヘルひとつでできてしまうというのは素晴らしいの一言ですね。
ただ、ひとつだけ難点をいうと、パスタが茹でづらい。コッヘルでも茹でられるようにと作中の記述に従ってパスタを半分に折って調理をしましたが、それでも尚茹でづらい。半分にしてもなかなか全体が茹で汁につからないので往生しました。コッヘルは熱くなっている上に不安定ですので、無理に箸で押し込もうとするのも危ないですからね。
かといって、水の量を増やすと、パスタがのびてしまう恐れが出てきますので…(火加減で調節すればいいのでしょうが)。パスタをもっと細かくすると食べにくいですしね。そのへんだけが課題ですかね。それ以外は満足の出来でした。