ゆるきゃん△

【ゆるキャン△再現キャンプ飯】”トマトと半生トマトのソースのコッヘルパスタ”『ゆるキャン△』第70話「3月31日」より

お土産のトマトで作るリンちゃんのキャンプ飯!

今回再現した『ゆるキャン△』キャンプ飯は第70話「3月31日」でリンちゃんが作ったソロキャン飯”トマトと半生トマトのソースのコッヘルパスタ”(名前は勝手につけました)です。

リンちゃんのソロキャン飯といえばやはりパスタ、という印象。実はそんなに何度もパスタを作っているわけではありませんが、彼女が挑戦したはじめてのまともなキャンプ飯がコッヘルで作るスープパスタ”ボッチ山で作るスープパスタ”だったこととアニメ版『ゆるキャン△』の影響でしょうか。

今回のパスタは野クル残り物メンバーが山梨の北へとバスキャン□に繰り出した際に買い込んできた訳ありトマト詰め放題のお土産をふんだんに使って作られます。今回もポイントはコッヘルひとつで茹で汁も出ずに作れるという点。

“トマトと半生トマトのソースのコッヘルパスタ”とは??

では”トマトと半生トマトのソースのコッヘルパスタ”の作り方ですが、今回はリンちゃんが実況する形でかなり丁寧に説明がなされています。簡単にまとめるとコッヘルで生のトマトをからソースを作り、そこに水を加えてソースごとパスタを煮てしまおうというコッヘルひとつで作れてゴミも出ないお手軽キャンプ飯です。

一番のポイントは美味しいトマトを使うこと。しっかり煮崩したトマトで作ったパスタソースと、出来上がり直前に入れて半生で仕上げる具材のトマト。異なる食感と風味を楽しみ、美味しいトマトそのものの魅力を味わいます。そして、コッヘルに入れるためにパスタを折る際は、リンちゃん同様に周囲にイタリア人がいないことを確認してからにしましょう。また、パスタは折ってしまうので、フォークより箸を準備したほうが良いでしょう。

では、”トマトと半生トマトのソースのコッヘルパスタ”を再現していきましょう。

“トマトと半生トマトのソースのコッヘルパスタ”の再現レシピ!!

リンちゃんのソロキャンごはん”トマトと半生トマトのソースのコッヘルパスタ”

お土産に大量のトマトをもらった志摩リンがソロキャンで作ったコッヘルひとつで作れるトマトパスタ。しっかり煮崩したトマトで作るトマトソースと出来上がり直前に半生のトマト、美味しいトマトの魅力を味わうキャンプ飯!!
『ゆるキャン△』
Prep Time 10 minutes
Cook Time 15 minutes
Course noodle
Cuisine Italian

Equipment

  • コッヘル
  • シングルバーナー

Ingredients
  

  • 100 g パスタ スパゲティなどのロングパスタ
  • 2 トマト(中) 作中では3個使っていますが、実際に作るとちょっと多い
  • 1~2 ベーコン
  • 適量 ほうれん草 今回は冷凍ピュレを使用
  • 2 欠片 ニンニク 作中では刻みニンニクチューブを使用
  • 適量 鷹の爪
  • 適量 オリーブオイル
  • 適量 ハーブ塩
  • 200 cc

Instructions
 

下準備

  • ベーコンはかみごたえが残る程度の大きさの短冊切りにしておく。
  • 今回は生のニンニクを使用するので、みじん切りに刻んでおく。
  • トマトは一つは4つ切りに、もう一つは粗くざく切りにする。

本調理

  • コッヘルを火にかけ、ベーコンを加えてカリカリになるまで炒める。
  • オリーブオイル大さじ1と刻みニンニク、輪切り鷹の爪を加えて香りを出す。
  • 4つ切りにしたトマトを加えて火を通し、崩しながら煮ていく。
  • トマトが崩れたのち、ほうれん草と水、ハーブ塩を入れて沸騰させる。
  • イタリア人が周囲にいないことを確認し、パスタを二つ折りにしてコッヘルに投入する。
  • パスタが煮え切る直前に、粗く刻んだトマトを加える。そのまま強火で水気をある程度とばす。
  • 最後にオリブオイルをひと回しし、ハーブ塩で調味すれば完成!!
Keyword ゆるキャン△, キャンプ飯, コッヘル

“トマトと半生トマトのソースのコッヘルパスタ”の感想!!

実はコッヘルでのパスタ作りは今回が初めてだったのですが、なかなかにおいしかったです。さすがに普通の手順で丁寧に作ったパスタに比べると劣りはしますが、あくまでこの料理はキャンプ飯!! ですから。パスタ料理以前にキャンプ料理なのです。外で食べればまた味も格別です。*我が家ではベランダで行っています。

ところでキャンプ飯といえば、コッヘルパスタの利点は茹で汁が出ないということを作中でリンちゃんが語っているわけですが…。厳密にいうと”茹で汁が出ない”というよりは”茹で汁をそのまま使う”ということなので、ドロドロな仕上がりになってしまうかと危惧していました。パスタの茹で汁というと白く濁り、時間が経つと表面に膜を張るほどに澱粉質が出ているものです。それを煮詰めると考えると…

しかし、実際には意外にも澱粉のドロドロ感はなく、寧ろ上手くソースが絡むくらいでした。澱粉の粘性だけでなく、乳化のお陰でもあるでしょうが。ただ、一点困り物なのが、出来上がりのパスタがとんでもなく熱く、その上なかなか冷めない。リンちゃんのように冬キャンプの屋外で食べればちょうどいいのかもしれないです。


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