『魔法使いの嫁』グルメ!作品世界を彩る料理を完全再現!!
ブリテンで繰り広げられる魔法使いに買われた少女のお話。。
『魔法使いの嫁』は魔法使いエリアス・エインワーズに買われた「夜の愛し仔(スレイ・ベガ)」羽鳥智世の物語です。魔法使いとして高い素養を持つ「夜の愛し仔」であるチセはその強力な能力ゆえに、制御できないと3年のうちに死んでしまいます。加えて、その特異な能力のせいでチセは暗い過去を背負っています。
死の運命を回避すべく、チセは彼女の買い手であり、師匠であり、夫(仮)でもあるエリアスの元で魔法を学びながら、様々な出会いを経て徐々に自分の人生に前向きになっていく…というあたりがざっくりしたあらすじですが、このブログは漫画の書評ブログではないので、この辺にしておきましょう。
さて、『魔法使いの嫁』は、ブリテン(作中では度々この呼称が用いられる)こと英国を舞台に話が繰り広げられていきます。英国の文化や伝説などが上手に絡められていて非常に奥行きのある世界観になっているのです。そして何より、随所に魅力的な食べ物が描き込まれていたりして、英国らしさを演出しています。
例えば第1巻の表紙に描かれているのは英国の代表的な喫茶習慣であるアフタヌーンティーの光景ですし、他にも”家事妖精”のシルキーが英国の伝統菓子クリスマスプディングを作ってチセの帰りを待っているエピソードがあったり、ちょくちょく机の上に英国定番のスコーンやマフィン(マフィンはアメリカ式のものだったけど…)などの焼き菓子が描かれていたりします。それに、エリアスはよく紅茶を飲んでいますしね。
イギリスと言うと、食文化に対してはあまり良い印象がない国ですが、もちろん美味しい食べ物も沢山あります。伝統的なお菓子なども沢山ありますしね。
まあ、『魔法使いの嫁』では必ずしも、”英国的な食事”に限定して描かれているわけではない(グルメ漫画ではないし…)ですが。とにかく、『魔法使いの嫁』の作中には随所に美味しそうな食べ物がちりばめられています。何せ主人公のチセがなかなかの健啖家ですしね。
本ブログでは、『魔法使いの嫁』で描かれている魅力的な料理の数々を再現しています。では、どうぞ。
よければ、画像下リンクから各再現記事も合わせてご覧下さい。
“シルキー作チセ用サンドイッチ”
まずは単行本第1巻に登場した”シルキー作チセ用サンドイッチ”です。挟まれている具材はレタスに、玉ねぎに、チキンに、トマトに、ハムに、目玉焼き。とても美味しそうですが、同時にとんでもないボリュームのサンドイッチです。
エリアスの監視員である神父サイモンの訪問中にチセの軽食(?)としてシルキーが運んできたこのサンドイッチ。チセは自分の顔ほどの大きさのあるこのサンドイッチにかぶりついてこぼすことなく、ほんの2~3コマの間に食べきるという離れ業を披露しました(笑)
具材が溢れるのも覚悟の上でガバッとかぶりつきましょう!!
“ベーコン on パンケーキ with ゴールデンシロップ”
単行本第6巻付属のオリジナルアニメ『魔法使いの嫁 ~星待つひと~』前編に登場したベーコン・パンケーキたっぷりとかけられたゴールデンシロップがなんとも言えず魅力的です。
ベーコンとパンケーキとシロップという日本では馴染みのない組み合わせに驚きの声も多々上がったそうですが、実は相性抜群なのです!! ルツも頬張る、頬張る。口の周りをシロップでベタベタにしながら夢中になって食べてましたね。
カリカリのベーコンに、パンケーキが浸るほどたっぷりのシロップをかけていただきましょう!!
“シルキーのトマトと鶏肉のオーブン焼き”
同じくアニメ『魔法使いの嫁 星待つひと』の前編より、ベーコンパンケーキと一緒にエインワーズ家の朝食として並べられた”シルキーのトマトと鶏肉のオーブン焼き”。エインワーズ家の裏の畑で大量に収穫されたトマトをふんだんに使ったシルキーのお手製料理です。
たっぷりのトマトにところどころに散らされたチーズとローズマリーのコントラストが食欲を誘いますね。オーブンでじっくりと焼き上げたこのお料理。オーブンから出したての表面がふつふつと沸騰している描写も素晴らしい。出来上がりの様子を見て作ったシルキー本人も満足そうにうなずいていました。
フレッシュトマトのトマトソースにミニトマトも添えて、トマト満載にしてオーブンで焼きあげましょう!!
他にも『魔法使いの嫁』グルメは沢山。随時再現予定です。乞うご期待!!
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