『紅の豚』のジブリ飯!!
“飛ばねえ豚は ただの豚だ”
『紅の豚』といえばこの名言!「カッコイイとは、こういうことさ。」をキャッチフレーズとした宮崎駿作品史上”最渋”な大人な名作です。世界恐慌時のアドリア海を舞台としてナイスミドルな主人公ポルコ・ロッソは度々ワインを傾けるなど小洒落たイタリア男ぶりを見せています。
そんな大人の名作である『紅の豚』では、他の作品とは一味違う小洒落た料理が登場します。
紅の豚では食事シーンが2度描写されます。1度目はポルコの昔馴染みのマダム・ジーナが経営するホテル・アドリアーノで、そして2度目はポルコの愛機サボイアをピッコロ社で。それぞれ白ワインと赤ワインを合わせた少し大人な「ジブリ飯」。
再現してみました。再現レシピ記事もあるので良ければどうぞ。
ちなみに、個人的には上記のポルコのセリフに対応するように元戦友のフェラーリンがポルコに対して言った“飛んだところで豚は豚だぜ”というセリフが好きなんですよね。
「ジブリ飯」 『紅の豚』 “ホテル・アドリアーノのサーモンのソテー ソース・モルネー”
昔馴染みであるマダム・ジーナが経営するアドリア海に面した島に立地するホテル・アドリアーノ。ホテルの酒場の奥の部屋で、喧騒から離れて一人ポルコが食べていた料理。
サーモンのソテーに白ワインを合わせた洒落た一皿。巷ではベシャメルソース(ホワイトソース)での再現が一般的なようですが、せっかくなのでもう一手間…。
「ジブリ飯」 『紅の豚』 “ピッコロ社のまかないトマトソースのパスタ「スパゲッティ・ポモドーロ」”
ポルコがカーチスに撃墜(?)されたのち、愛機サボイアの改修をしにミラノへ訪れた際のこと。昔馴染みのピッコロのおやじの破産寸前の「ピッコロ社」でまかないのシンプルなトマトソースのスパゲティをご馳走になります。
イタリア人が愛するマンマの味”スパゲッティ・ポモドーロ”。飲み物は赤ワインでしょうか。
「ジブリ飯」 『紅の豚』 “フィオのレモネード”
サボイアの燃料補給の際に留守番していたフィオがポルコから投げ渡された飲み物。宮崎監督の絵コンテからレモネードであることが明かされています。劇中でも既製品ですが、自宅でも簡単に作ることができるのでぜひお試しあれ!!
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