『ゆるキャン△』の”焼きりんごのデザートトルティーヤ”とは
“焼きりんごのデザートトルティーヤ”とはあfろによる漫画作品『ゆるキャン△』に登場する料理の一つ。
『ゆるキャン△』は山梨県周辺を舞台として、孤高のソロキャンガール 志摩リンや、高校の”野外活動サークル”に所属する各務原なでしこ達”野クル”メンバーらの、時にソロキャン、時にグルキャン、行ける人が行ける時に行きたい所に行くゆるっとしたキャンプを満喫する日常を描く物語。
作品中では、キャラクター達が実在するキャンプ場へ訪れる形で、キャンプを楽しむ様が描かれる。その訪問先の地域の名物料理や名産品が紹介される他、各務原なでしこらが作るオリジナルのキャンプ飯も多く披露されている。
“焼きりんごのデザートトルティーヤ”は『ゆるキャン△』16巻 SPECIAL EPISODE「リンとなでしこの伊奈ヶ湖春キャンプ」に登場する料理である。
“焼きりんごのデザートトルティーヤ”はどういう料理か
“焼きりんごのデザートトルティーヤ”は柔らかいタイプのトルティーヤを使ってキャンプの火で焼いたリンゴとたっぷりのアイスクリームを乗せたデザートの一品。
料理の作り方に関しては、作中では なでしこ がこの料理を作っている様子が描かれているのみで、材料や作り方についての明示的な詳しい説明は書かれていないが、なでしことリンのセリフなどから大まかな制作工程はわかるようになっている。
食べづらくなってしまうことなど厭わないで、たっぷりとアイスを乗せるのが良い。豪快にかぶりつこう。
ちなみに、なでしことリンの会話から、この”焼きりんごのデザートトルティーヤ”の前に夕食として”チキンのトルティーヤ”を食べていることも明かされている。
『ゆるキャン△』の”焼きりんごのデザートトルティーヤ”を北欧圏で再現する。
“焼きりんごのデザートトルティーヤ”の材料集め
スウェーデンではタコスが非常に人気の高い料理として受け入れられており、様々な種類のトルティーヤが手に入るのである。トルティーヤには、とうもろこしの粉で作られたものと、小麦粉で作られたものがあるが、今回は”Santa Maria”の全粒粉入りの小麦粉のものを使っていく。サイズもいくつかあるが、今回は程よい大きさの”medium”サイズを選択。
こちらがスウェーデンのスーパーのタコスコーナー。
りんごは日本で手に入るような大きめのりんごはあまり見かけられず、どちらかというと小ぶりな手のひらに収まる程の大きさのものが多く売られている。アイスクリームは比較的クオリティが高い。今回はボックスタイプのバニラを選択。
“焼きりんごのデザートトルティーヤ”を作る
さて、今回の料理は せっかくの”キャンプ料理”ということであるから、雰囲気を出すべく、キャンプ場などに遠出こそしないにしても、最低限ベランダにでも出て外の空気に触れながらキャンプに使う携帯用ガスバーナーを使うなどくらいはして料理を進めるべきであろう。
スライスした りんごをアルミホイルに包んでガスバーナーで炙っていく。作中では焚き火台を使用していて、ホイルで包んだりんごを焼き芋を焼くように火の中にくべているのだが、流石にアパートのベランダで大きな火を焚くのは問題があるので今回は断念。
我が家で唯一所有している初心者にも使いやすいと評判のシングルバーナーPrimusの Essential Trail Stoveを弱火で使って炙っていく。
ちなみに、焼きリンゴは単純にりんごを包んで焼くだけでなく、いくつか食材を加えるとより一層美味しくなる。詳しくは下記のレシピを参照のこと。
一方、トルティーヤ。バーナーコンロにフライパンを置いて、火力を注意して焦がさないようにトルティーヤの両面を温める。原作では必ずしもトッピングするものについて直接的な言及はないので、他の場面などの描写からも推測して進める。
温まったトルティーヤに焼き上がったりんごやアイスなどなどをトッピングすれば出来上がり。溶けてしまうアイスを使うことを除けば、キャンプご飯としては特に難しい部類でもないのかな。アイスを売っているキャンプ場であれば簡単にできるのではないだろうか。
ちなみに作中ではアイスはソフトクリームのようなタイプのものだったので、出来上がりは少し雰囲気は違うかもしれない。作中で”食べ辛い”と言われているように、乗せすぎなくらいたっぷりとアイスを盛り付ける。
『ゆるキャン△』の”焼きりんごのデザートトルティーヤ”を再現した感想
味はシンプルに美味しい。焼きリンゴとシナモン、バニラアイスの相性の良さは言わずもがな。言ってしまえばクレープのような感覚の食べ物だが、より食感もしっかりとしたトルティーヤ生地が安定感もあり、また小麦の味もしっかりとしているのでりんごやアイスの味をしっかりと支える土台になっているような感じである。
シナモンは絶対に必須。クリームチーズの塩味もなかなかに絶妙である。
調理自体には特別難しい手順はないが、上記の通りアイスを使うということで、”実際にキャンプで作る”と考えると少しばかり制限はあるのかもしれない。私はキャンプ通でもなければ、特に日本のキャンプ事情には詳しくないので悪しからず。キャンプにアイスを持ち込む簡単な方法もあるのかもしれない。
あと、トルティーヤからはみ出すほどにアイスをたっぷり入れるので、体がそれなりに冷える。気温にはある程度気を配った方が良いかもしれない。
『ゆるキャン△』の”焼きリンゴのデザートトルティーヤ”の詳細レシピ。
それでは”焼きリンゴのデザートトルティーヤ”の詳しい再現レシピをまとめておこう。
*詳細レシピは”自由課金”としておりますので無料で見ることができますが、レシピが気に入ればお好きな値段をご支援いいただければ嬉しく思います。